ワタキューカップ国際ソフトテニス大会2015
京都府宇治市太陽が丘テニスコート
- 2015年9月11日(金) 前日練習
- 2015年9月12日(土) 開会式、男女シングルス
- 2015年9月13日(日) 男女ダブルス
- 2015年9月14日(月) 京都観光、フェアーウェルパーティ
日程は会場で無料配布されているパンプレットに詳細がかかれてました。ポスターを見ただけでは14日の月曜まで??とドキドキしてました^^;(フェアーウェルパーティとはお別れ会という意味です)

大会結果
男子・ダブルス
- 優勝 村田・後藤(ワタキューセイモア・日本)
- 二位 的場・藤田(ワタキューセイモア・日本)
- 三位 石岡・石橋(久御山高校教員・紫野高校教員・日本)
- 四位 清水・萩原(ワタキューセイモア・日本)
- 五位 ソクオン・キム・ジンミン(韓国)
- 五位 久保・上中(紫野高校・日本)
- 五位 東・橋本(京都市役所・日本)
- 五位 ガンドック・ナンテッホ(韓国)
女子・ダブルス
- 優勝 河村・松本(ワタキューセイモア・日本)
- 二位 深澤・森原(東芝姫路・日本)
- 三位 七尾・福永(ワタキューセイモア・日本)
- 三位 植田・石井(ワタキューセイモア・日本)
- 五位 越智・熊谷(ワタキューセイモア・日本)
- 五位 佐々木・古賀(日本)
- 五位 柿崎・神谷(ヨネックス・日本)
- 五位 宮代・佐藤(ワタキューセイモア・日本)



ワタキューカップとワタキューセイモア
今回で五回目のソフトテニスの国際大会です。五回目にして初の日本開催だそうです。大会名にもあるように京都府の企業、ワタキューセイモア株式会社が主となり開催されています。
ワタキューセイモアソフトテニスチームはソフトテニスの将来を見据え、地域での普及を始め海外での普及の為に講習会・大会開催と広く活動されています。最近では男子チームも発足して実業団優勝などの成績も収められてますね。先日の全日本社会人では女子の部で1,2フィニッシュという素晴らしい結果だったようです。早稲田大学で活躍した石井選手も在籍されています。
12カ国からのエントリー
広島アジア大会に出場した際にもインドや韓国の選手団が参加されてましたが、今回の大会はなんと日本を含めて12カ国からエントリーされています。
- インド(India)
- インドネシア(Indonesia)
- タイ(Thailand)
- チェコ(Czech Republic)
- ネパール(Nepal)
- ハンガリー(Hungary)
- フィリピン(Philippines)
- ポーランド(Poland)
- マカオ(Macau)
- マレーシア(Malaysia)
- 韓国(Korea)
- 日本(Japan)
中華台北や中国は参加されていませんでした。
当大会はアンダーカットサーブ禁止
実はこの大会「アンダーカットサーブ禁止」なんです。大会要項に書かれています。今の一般ソフトテニス、特に男子はダブル前衛が主流になっていて、強烈なアンダーカットサーブからのサーブダッシュの後、ふわりと浮いてきたレシーブを強烈なボレーでポイント。もしくはアンダーカットサーブからレシーブミス。これが今のソフトテニスの展開です。すべてではありません。
そんな強烈なアンダーカットが各国の選手には取れないからソフトテニスが世界に普及しないというのが禁止理由と聞きましたが、今年度の日本ソフトテニス連盟の検討案件(Ⅲ-1-1-4)に「肩から下のサーブの禁止」という項目が盛り込まれていてSNS等で結構話題になりましたね。これはすでに決定してるということなんでしょうか。正式には近々行われる国際会議にて決定されるということです。
会場は京都府宇治市
会場の京都府宇治市にある太陽が丘テニスコートに着いたのは昼過ぎでした。コンビニで食料調達しようと思ってたら山の中へいざなわれ会場に着いてしまいました。次からは早めに買っていきます。もし駅からバスなら20分との事、遠いですね。選手・関係者はバスであったり駐車場が優遇されると思うので。大きな大会の時は、交通の便の良い所、駐車場の豊富な所など、見る人の事を考えてやって欲しいですね。「行きにくい」のも観戦者が増えない理由かもしれません。
トーナメントは二回戦位でした。日本のトッププレーヤーが各国の選手と対戦しています。はっきりいってレベル差がスゴイです。大人と子供のような構図も。会場アナウンスは日本語、韓国語、英語などの言葉でアナウンスでさすが国際試合。試合後は対戦者が集まって記念撮影と和やかな雰囲気でした。
ヨーロッパの方々のほとんどがダブルハンドバックストローク。硬式されてる方が多いんでしょうね。上位に残るのは日本と韓国となってきますが、その他の国が全てレベルが低いわけではなく上手い選手もおられました。普及活動の成果ですね。
僕は動画や情報発信くらいしか出来ませんが少しでも協力できればと思ってます。
アンダーカット禁止でいいと思います。
何度も言いますが、この大会アンダーカットサーブ禁止です。が、観戦中は全く違和感なく観戦していて、フト「あ、そういやアンダーカット打ってないわ」と思い出すくらいでした。
しかも試合中はほぼ雁行陣で展開されます。ショートボール処理で仕方なく?ダブル前衛状態になることはたまにあったけどびっくりするくらいダブル前衛が発動されて無いことに驚きました。なにか新しいサーブとかダブル前衛を作るための方策とかあるのかと思ってたもので。
さて肝心のサーブです。男子のファーストサーブはフラットサーブかスライスサーブです。メッチャ速いです。ホンマに速かったです^^;女子の古賀選手が極端なリバースサーブのようなサーブでした(下に動画あり)。東芝姫路もワタキューセイモアの女子選手も上からのサーブで緩急をつけコースを狙って打ってました。アンダーカットサーブが無いことで増えたプレーがありました。「アタック」です。少しでもサーブが甘かったりすると即座にアタック。サーブの練習とアタック止めの練習必須ですね。今もやるべきですが。
観戦者としての感想は、禁止になっても違和感ないと思いました。展開中の駆け引きであったり、これでもかと続くラリー、お手本のようなアタック止、早い段階での前衛の仕掛け、ラリーから前衛のポイント等、ハイレベルな雁行陣のエキサイティングなプレーが多くみられ9ゲームと長いですが結構楽しんでワクワクしながら観戦出来ました。
プレーヤーとしての感想は、見てる人、見る人を主体に考えてルール変更にあわせるしかないでしょうね。僕も上からのサーブの練習します。しかしあんな速いサーブどうやって打つんやろう。レシーブ返せへん自信ある。とある選手はセカンドもクソ速いし(^_^;)
残念だったのは、タイの選手が苛立ちからかラケットを叩きつけて折った事とペアの選手も整列時に持ってたボールをあらぬ方向へ打った事。
観戦者が少ない。メディアを通じて事前告知もかなりされてると思いますが、会場にいた人の殆どが選手、運営、補助員、関係者の方ばかりのようで地元の子供達も少しはいたけれど観戦者の数は凄く少なかったように感じました。
最終的に日本の大会の様になりますが将来の国際大会の盛況を祈念するとともに、トップレベルを間近でみれる機会を活用して欲しいですね。しかもミンナがやってる雁行陣のハイレベルゲームです。見てる子供達が「あんなんムリ!レベル高すぎ!」とか言いますが皆が普段やる雁行陣、「やる」のはむりやけど目の前のお手本を頭に焼き付けて良いイメージをもって練習するといいと思います。ただ見てるだけじゃなくて解説説明してもらいながら見れるとさらに上達のヒントに繋がると思います。ダブル前衛主体じゃないので見ない理由が見つかりませんよね。ね。
みながソフトテニスを楽しめますように(^^)
ソフトテニス動画
男子
女子
決勝戦 | 河村・松本(ワタキューセイモア)ー深澤・森原(東芝姫路) | すごプレ |
2回戦 | 柿崎・神谷(ヨネックス)ーヌウィー・ダーレイ(タイ) | すごプレ |
2回戦 | 植田・石井(ワタキューセイモア)ージュスルギ・アンジファ(韓国) | すごプレ |
その他












