「簡単に出来るなら一回オリジナル缶バッジつくってみようかな」と思った方に参考になれば幸いです。
くるみボタンで手作り缶バッジ
前回の製作工程記事は2019年4月のものなので最近の工程を記して行きます。
用意するもの
- ダイソー くるみボタン
- ダイソー ピン
- ダイソー マニキュア・クリア速乾
- ダイソー 液体のり
- A4用紙(エプソン・スーパーファイン)
- 円形カッター(ハサミ、カッター等)
- カッターマット
- ペンチ
- ピンセット
- ボンド
- 透明フィルム(型への押込みと取外す時に滑りやすくします)
作り方
サイズに合わせてデザインします。
今回のくるみボタンのサイズは38mm。
- 小円:表面になる面。少し小さく37mm。
- 中円:位置合わせ用として利用します。
- 大円:62mm。裏側に回り込みます。
表面に出る部分と側面になる部分、裏に回る部分を考慮してデザインします。僕はPCでInkscape(インクスケープ/無料ソフト)を使ってますが、もちろん手書きでもOK。
一つ出来たら、A4サイズにコピペしていきます。この時、一番内側の線は表面に来るので削除しておきます。
A4サイズで38mmの缶バッジが13個並べることが出来ます。
PDFで出力し印刷します。
念の為、しばらく乾燥させます。
円形カッターを使って切っていきます。なければハサミやカッターでOK。
それではくるみボタンに合わせていきます。
位置合わせを容易にするために液体のりを少し塗っています。
位置が合えば用紙を裏に回し込み、裏フタをはめ込んでいきます。これが結構力いるんです。大量生産には向いてない一つの理由です。
はめ込むための器具はセットで売ってます。
「くるみボタン」本来の使い方は「ボタン」なので裏側に足がついてます。
足をペンチで取り除きます。ペンチでくるっと回したら簡単に取れます。
ピンをボンドで取り付けます。
乾燥させます。1時間くらいは放置してたほういいです。この時、ピン側は上を向けて置く事。ずれて硬化することがありました。
それでは最後の工程のコーティングをしていきます。
当然、紙なので濡れます。ラケバやカバンは外に持ち出すし水分含むとすぐにだめになってしまうのでマニキュアのトップコートを塗っていきます。
まず内側。内側への塗布は一回。
次に表面・側面を塗っていきます。
先程取り付けたピンを洗濯バサミで持ってマニキュアを塗っていきます。
表面は3回塗布します。
雑に塗ると気泡が発生することありました。気泡は乾燥すると取り除けないので丁寧に塗ります。
ダイソーには何種類かトップコートが売ってますが、僕は速乾タイプを使っています。速乾ですが爪に塗ってるわけではないので乾燥までに時間がかかります。だいたい15分程度放置してます。乾燥していないうちに次を塗るとキレイになりませんでした。
乾燥しきってから2回目・3回目を塗っていきます。
はい、出来上がり。
コーティングする前はただの紙ですが、塗ったあとは光沢のある表面に仕上がります。
途中にも書きましたが、はめ込み作業で指が痛くなります。大量生産には向いていないですが、ふと思いついたデザインを数個作るには良いかなと思います。
そして部屋がマニキュア臭くなりますので家族がしばらく帰ってこない時間帯に換気扇MAXで作業し換気することをオススメします。
個人的には作ってるのも楽しいのですが、デザイン時間を除いて、1つ作るのに乾燥含めて2時間くらいかかります。
A4用紙1枚分(13個)作ろうと思うと半日かかりますね^^;
もしよければ参考にしてオリジナル缶バッジを作ってみてください(^^)
そういう時間を短縮しようと思うとオリジナルグッズ作成サービスのSUZURIでは缶バッジ1個からオーダー出来ます。もしくは高価ではありますがプロ仕様の缶バッジマシーンを使った方が良いですね。
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