「簡単に出来るなら一回オリジナル缶バッジつくってみようかな」と思った方に参考になれば幸いです。2024年バージョン。
ダイソーのくるみボタンで手作り缶バッジ
前回の製作工程記事は2020年4月、もう四年も経ってしまいました。ただ、四年前とあまり変わってませんが、コーティングにマニキュアのトップコートを使ってましたが、それが水性ニスに変わりました。
用意するもの
- くるみボタン(ダイソー)
- ピン(ダイソー)
- 透明水彩ニス(PADICO ウルトラバーニッシュ・スーパーグロス)
- A4用紙(エプソン・スーパーファイン)
- 液体のり
- 接着剤
- 円形カッター(ハサミ、カッター等)
- カッターマット
- ペンチ
- ニス乾燥台(自作)
- 筆
- ピンセット(ピンを接着するときに使います)
- 透明フィルム(型への押込みと取外す時に滑りやすくします)
くるみボタンは、はめ込み器具がついているスターターキット的なものと補充用の器具がついてないものの2種類がありますので初めての方が器具付きのものを購入下さい。
作り方
イラストを作っていきます。
表面に出る部分と側面になる部分、裏に回る部分を考慮してデザインします。
僕はPCでInkscape(インクスケープ/無料ソフト)を使って作成しています。もちろん手書きでOKです。
くるみボタンの表面サイズは38mm。
最近のものは以前のものより少し大きめにしています。
- 小円:表面になる面。40mm。
- 中円:位置合わせ用として利用します。裏に回る適当な大きさ。
- 大円:63mm。裏側に回り込みます。
イラストを配置するとこんな感じになります。
一つ出来たら、A4サイズにコピペしていきます。この時、一番内側の線は表面に来るので削除しておきます。
A4サイズで38mmの缶バッジが13個並べることが出来ます。
PDFで出力し印刷します。
念の為、しばらく乾燥させます。
円形カッターを使って切っていきます。なければハサミやカッターでOK。
一番外側の円は裏側に回るので汚い切り口でもOKです。
それではくるみボタンに合わせていきます。
位置合わせを容易にするために液体のりを少し塗っています。
位置が合えば用紙を裏に回し込み、裏フタをはめ込んでいきます。これが結構力いるんです。大量生産には向いてない一つの理由です。
「くるみボタン」本来の使い方は「ボタン」なので裏側に足がついてます。
足をペンチで取り除きます。ペンチでくるっと回したら簡単に取れます。
ピンを接着剤で取り付けていきましょう。
乾燥させます。
余裕をもって2~3時間は乾燥しておいたほういいです。ピン側を上に向けて乾燥させてましょう。
最後の工程のコーティングをしていきます。
当然、紙なので濡れます。ラケバやカバンは外に持ち出すし水分含むとすぐにだめになってしまうので水性ニスを塗っていきます。
だいたい4回以上塗り重ねます。
まず内側。内側は一回塗布。
次に表面・側面を塗っていきます。
先程取り付けたピンを洗濯バサミで持ってニスを塗っていきます。
今回は5回繰り返しました。
ニスは5分~10分程で乾くので大した時間はかかりません。乾燥しきってから塗り重ねていきます。
出来上がり。
コーティングする前はただの紙ですが、塗ったあとは光沢のある表面に仕上がります。
ピンの接着剤、ニスの乾燥を含めて一晩置いておくほうがいいと思います。
デザイン時間を除いて結構時間かかります。A4用紙1枚分(13個)作ろうと思うと乾燥含めて半日くらいかかりますね^^;
はめ込み作業で指が痛くなる場合があるので、大量生産には向いていないですが、ふと思いついたデザインを数個作るには良いかなと思います。
時間と手間がかかりますが、僕はもらってくれるであろう人たちが喜んでくれる表情を想像しながら作ってるので楽しんでやってます。
オリジナル缶バッジを作ってみてください(^^)
くるみボタン ダイソーのものが一番使いやすいです。 | ||
ピン ダイソーなどで売ってます。 | ||
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